バイオグラフィー手帳伴走プログラム 全9回
2019年、オーストラリア在住のバイオグラフィーワーカー、カールハインツ・フィンケ氏がバイオグラフィーワークのために書き込み式の手帳を開発しました。この手帳は自分の人生を記録するデータベースの役割を果たします。2020年夏、日本語の翻訳版を出版したところ、予想以上の反響を頂きましたが “ひとりで書き進めるのは大変” “具体的にどんなことを書けばいいの?”と いった声を頂いていました。そこで、手帳をベースにしたバイオグラフィーワーク講座を提供することに致しました。手帳を書き進めるだけでなく、アート・ワークとグループ・ダイローグの醍醐味をぜひ体験して頂けたらと思います。
※『バイオグラフィー手帳』をお持ちでない方は、ご購入が必要となります。
『バイオグラフィー手帳伴走プログラム』参加者の声
お二人の穏やかなリードで、安心して自分のバイオグラフィーに向き合うことができました。自分のこれまでの人生を一通り見直してみる機会になって、とてもよかったと思います。一つの七年期につき1回のセッション、1つのアートワークということでしたが、これを何回かやったら、他にどんな秘められたものが浮かび上がってくるのか興味が湧きます。 ぜひ、10年後に、またやってみたいです。
(石川華代さん)
対話の素晴らしさをまた実感しました。手帳を自分で書いただけでは、到底行きつけなかった気づきをたくさん得ることができました。最初は緊張していましたが、かおりさんと真澄さんが安心できる場を作ってくれ、回を重ねるごとにメンバーへの信頼感が強くなっていきました。聴く力の素晴らしさ、聴いてもらえることの安心感、学べたことは数知れません。こうやって、人は人と人との関係で導かれていくのですね。このような機会を作ってくださり、感謝しています。また、今後の展開も楽しみにしています。
(大月宏美さん)
毎回、テーマに基づいて絵や粘土で自分の体験や場面を具体的な形にする過程がとても豊かな時間に感じられました。それらを他の参加者に見せながら、自分に語りかけるように話す過程を通して、自然な形で自分の体験を整理することができました。自己の体験を再体験しながら、再構成していくような感覚で、とても素敵な体験でした。
(A.M.さん)
…アートワークがいろいろなものだったのは面白かったです…ブレイクアウトルームでのシェアは、最初のうちは外的・内的・その後という3つを区別して話すのに苦労しましたが、だんだん慣れてきました。みなさんの話が聞けるのも、自分の理解を助けてくれたと思います。 全体に戻ったときに、自分の作品に名前を付けるというのは、その場面のエッセンスを自分でつかむうえで助けになりました。
(白石玲子さん)
香里さん、真澄さんお二人のバランスがとても良く、いつも安心して身を任せてプログラムに集中できました。質問に答えてくださるお二人の見識がとても深くて毎回腑に落ちることが多く、もっと広く深く様々な観点からシュタイナーを学んでいきたいと思いました。参加された方々もどこか其々にリンクする部分があり離れ難い方達となりました。最後の時間は泣き虫になってしまい申し訳なかったです。自分の中の澱みが少しだけ流れ去ったようです。ありがとうございました。
(Y.S.さん)
判断されずに話を聴いてもらうということがどれだけ心地よいかということを体感することができました。普段の生活ではつい効率を優先させてしまい、結論を目的とするような会話が多くなってしまいがちですが、身近な人とのコミュニケーションにも取り入れていきたいと思います。また、これまで単発のバイオグラフィーワークに参加したことはあったのですが、一定の期間を取って、丁寧に自分のバイオグラフィーを振り返る機会を持てたことも、とても有意義でした。自分も含めて、一人ひとりが、とても大切な存在であることを確認でき、これからの人生が楽しみになるような、そんな時間でした。
(河辺美華さん)